西岡13戦連続安打!日本人最高打率見えた!

[ 2011年3月27日 06:00 ]

<ツインズ・オリオールズ>オリオールズ戦の4回、中前打を放つツインズ・西岡

オープン戦 ツインズ6―5オリオールズ

(3月25日 リーカウンティ)
 ツインズ・西岡がオリオールズ戦で2安打。連続試合安打を13に伸ばした。2ストライクと追い込まれた2回1死一、三塁から、3球目を右前に落とす適時打。4回も追い込まれながらライナーで中前に運んだ。3度目のマルチ安打に「詰まりながらですけど、きょうは意識してセンター方向にいった。バットの出し方はいい」と表情を緩ませた。

 オープン戦序盤は左腕に苦しんだが、3試合連続で右打席で安打を重ねた。安打が途切れない理由を「投手の球に目も慣れてきた」と分析する。打率も・370に上昇。1年目日本人野手として、03年・松井(当時ヤンキース)の打率・324超えも視界にとらえた。

 メジャー特有の日程にも適応しつつある。この日で4戦連続出場。ナイター翌日のデーゲームにも出場し、シーズンのリズムを体に叩き込んだ。ロン・ガーデンハイアー監督も「もう1回(打席に)行くかと聞いたら、打ちたいと話していた。毎日プレーできる」と頼もしげだった。

 レ軍・松坂との5年ぶりの対戦には「楽しむというよりは必死にやりたい」。松坂討ちで開幕へ向けてさらに弾みをつける。

 ▽1年目日本人野手のオープン戦打率 トップは03年21試合に出場した松井(ヤンキース)の・324。01年24試合のイチロー(マリナーズ)が・321、以下、同年の新庄(メッツ)が・318、05年の井口(ホワイトソックス)が・302と続く。オープン戦最多安打はイチローの26本で、西岡がこれを超えるには残り5試合で10本が必要となる。

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2011年3月27日のニュース