斎藤 プロ2度目の先発へ「結果がほしい」

[ 2011年3月27日 06:00 ]

早大の先輩・ロッテの金森打撃コーチ(左)にあいさつする日本ハムの斎藤

 日本ハムのドラフト1位、斎藤(早大)が27日のロッテとの練習試合(札幌ドーム)でプロ2度目の先発登板する。5回、球数80~100球がメドで、「まだ、先発で結果を残していないので結果がほしい。打たれて学ぶこともあるが、抑えて学ぶ方が今の自分には必要」と強い口調で話した。

 キャンプ中から「早く打たれてプロの力を知りたい」と繰り返してきた右腕だが、21日の阪神とのオープン戦(札幌ドーム)では3回13安打9失点と打ち込まれた。最大の要因は制球力の甘さ。「前回は完璧に打たれてしまった。試合の中でどうやって抑えるかだけを考えていきたい」と、開幕ローテーション入りを確実にするためにも今回は内容よりあくまで結果を重視する。

 ロッテには2月26日のオープン戦(名護)ではロッテ打線を1回1安打無失点に抑えたが、この日の練習試合を視察後は「この前と全然違う。甘い球は逃さない」と開幕が近づいている中で警戒レベルを上げた。順調にいけば、公式戦デビューが濃厚な4月17日の相手もロッテ(札幌ドーム)。その予行演習としても、しっかり答えを出したい。

 ▼日本ハム・芝草投手コーチ(斎藤のロッテ戦登板について)シーズンを考えたら、これから5回も6回も当たる相手なので、手の内を隠す必要はない。

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