21世紀枠・城南が初勝利 鹿実は浦学に競り勝つ 東海大相模圧勝

[ 2011年3月27日 16:48 ]

<浦和学院・鹿児島実>5回裏鹿児島実無死満塁、逆転打を放ち雄たけびを上げる揚村

 第83回選抜高校野球大会第5日は27日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、21世紀枠で春夏通じて甲子園大会初出場の城南(徳島)、昨秋の九州大会を制した鹿児島実、昨夏準優勝の東海大相模(神奈川)が勝った。

 城南は竹内の3ランなどで昨夏4強の報徳学園(兵庫)を8―5で破る殊勲の白星を挙げた。

 鹿児島実は昨秋の関東大会覇者の浦和学院(埼玉)に5―3で逆転勝ちし、春夏通算30勝目。今大会の九州勢4校はいずれも2回戦へ進んだ。出場した九州勢が全て初戦突破するのは1993年以来。

 東海大相模は中国大会優勝の関西(岡山)を投打に圧倒し、9―1で快勝した。中国勢3校は1回戦敗退。中国勢が全て初戦で敗れたのは1984年以来27年ぶり。

 第6日は東日本大震災の被災地から出場の東北(宮城)が1回戦最後の試合で大垣日大(岐阜)と対戦する。

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