待望「ポスト小林宏」!Dバックス153キロ右腕獲得へ

[ 2011年3月27日 06:00 ]

ロッテが獲得に乗り出しているダイヤモンドバックスのカルロス・ロサ

 ロッテが開幕ストッパーを緊急補強する。「ポスト小林宏」としてダイヤモンドバックスの最速153キロ右腕、カルロス・ロサ投手(26)の獲得を目指していることが26日、分かった。交渉は順調に進んでおり、週明けにも合意に達する見込み。契約が決まり次第、正式発表され、4月12日の楽天との開幕戦(QVCマリン)までに来日する運びだ。

 最大の懸案事項だった「ポスト小林宏」がようやく決まった。ロサは常時150キロを計測する直球が武器。スライダーとチェンジアップを交える巧みな投球術で、08年にメジャー初昇格を果たした。09年には初セーブを記録。メジャー3年間で主に中継ぎで31試合に登板している。今春のオープン戦も中継ぎ10試合で0勝0敗0セーブながら、防御率3・00と安定した投球を見せてきた。

 関係者は交渉が大詰めを迎えていることを認め「球威は十分にあるし、変化球もいい。制球もまとまっていて抑えを任せられる」と高く評価。東日本大震災の影響で一時帰国する外国人選手が多い中、液状化現象など大きな被害を受けた千葉が本拠地のロッテに入団することへの不安は見せず、プレーで千葉を含めた日本の野球ファンを元気づけようと前向きな姿勢を示しているという。

 大震災で開幕が4月12日までずれ込んだが、チームは当初の開幕予定日だった今月25日を過ぎても抑え不在に悩まされていた。昨年の守護神・小林宏が阪神にFA移籍。代役に期待された内は右足首の手術明けで1軍復帰のメドが立たず、今季加入したマクローリーは右肩違和感で帰国したまま再来日の予定すら決まっていない。そんな中、球団は2月下旬から新外国人投手の獲得調査を続け、26歳の快速右腕に白羽の矢を立てた。

 ロサはこの日もメジャーのオープン戦に登板したように順調に調整が進んでいるという。合意は間近で、正式契約後は開幕戦までの来日を目指して手続きに入る。これでチームの支配下選手登録は上限いっぱいの70人。まさに最後のピースをロサが埋め、2年連続日本一に向けた戦闘態勢が整った。

 ◆カルロス・ロサ 1984年9月21日、ドミニカ共和国サンフランシスコ・デ・マコリス生まれの26歳。ドラフト外で01年にロイヤルズに入団。08年にメジャーデビューを飾り、10年開幕前にダイヤモンドバックスへトレードで移籍した。メジャー3年間で通算31試合に登板し、0勝2敗1セーブ、防御率3・97。1メートル85、88キロ。右投げ右打ち。

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