李スンヨプ「巨人?そこに力を無駄に使いたくない」

[ 2011年2月19日 10:56 ]

19日に古巣・サムスンと対戦する李

 “凱旋試合”で実戦モード突入だ。オリックスの李スンヨプ(イ・スンヨプ)内野手(34)が18日、古巣との一戦を前に平常心を強調した。19日はかつて在籍した韓国のサムスンと対戦(赤間)。「3番・一塁」で先発する予定だ。

 「楽しくプレーできるんじゃないかな。選手は若いので分からないが、コーチや裏方さんは知っているので、話もいろいろできる。監督が高校の先輩なので、しっかりあいさつして礼儀正しくしたいと思います」 

 1次キャンプ地の宮古島から那覇入りした李は静かに闘志をたぎらせた。サムスンの柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督は慶北高時代の先輩にあたる存在だ。「サムスンとはロッテの時に(アジアシリーズで)戦ったことがあります」と話したように、古巣との一戦で自身に弾みをつけたい。

 「久しぶりにキャンプでたくさん練習ができた。やろうとしたことのすべてを終えたと思います。試合に多く出してもらえた方が自分はいいんじゃないかと思う。実戦で少しずつ上げていけると思います」

 19日から4日連続で対外試合が組まれている。22日は、またも古巣の巨人と対戦(那覇)する。「(巨人との対戦は)まったく関係ない。すべて他のチームと同じ意識。特別に巨人と意識すると“もっと見せないと、打たないと”と思ってしまう。そこに力を無駄に使いたくないです」。助っ人砲に一切の気負いは見当たらない。

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2011年2月19日のニュース