マエケン4冠!満場一致で石原とバッテリー賞!

[ 2010年10月14日 06:00 ]

2010年7月1日、巨人戦で完投勝ちで握手する前田健と石原(右)

 【バッテリー賞】セ・リーグは投手3冠に輝いた前田健と、石原の広島コンビが球団として初めて受賞した。

 チームが5位に沈んだ中での受賞に前田健は「自分1人の力で受賞できるものではないですから。石原さんのリードはもちろん、野手の方の力がなければこの受賞はなかったと思います」と喜んだ。4年目の今季は球団初、リーグでは99年・上原(当時巨人)以来11年ぶりとなる3冠を達成した。今回で20年目となる歴史ある同賞で阪神・久保―城島、中日・浅尾―谷繁らCSに進出した有力候補を抑えて、満場一致で受賞が決まった。優勝チーム以外から選出されたのは実に10年ぶりの快挙だった。

 22歳の右腕を好リードした石原は、リーグ3位の守備率・995をマークしたことが評価されて「素直にうれしい。1年を通して評価して頂いてもらえる賞だけにとても光栄に思います」とコメントした。今後は秋季練習、秋季キャンプを経て来季に備える前田健は「この賞を毎年取れるような投手を目指し、これからも精進したいと思います」として、さらなる飛躍を誓った。

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2010年10月14日のニュース