斎藤 41歳の来季も米での現役続行希望

[ 2010年10月14日 06:00 ]

ロッカー整理を終え、荷物を持ってクラブハウスを後にするブレーブスの斎藤

 ブレーブスの斎藤が41歳になる来季も現役続行の意向を表明した。地区シリーズ敗退から一夜明け、ロッカー整理のために訪れた本拠地ターナー・フィールドで「野球を辞めることは今は考えていない。やれる限りはやりたい。アメリカを優先する」と話した。

  今季は中継ぎの要として56試合に登板し2勝3敗1セーブ、防御率2・83。しかし6月に左大腿部を痛め、その後も2度の右肩痛。シーズン終盤に痛めた右肩の影響で調整が遅れ、地区シリーズは第3戦から登録されたが登板機会はなく、不完全燃焼で終わった。
 ケガと闘い続けた1年。同年代の同僚ワグナーや広島の高橋建が引退を発表したことで、自らも一度は引退を考えたというが、今は「行きつくところは(自分が)プレーできている幸せ」と前を向く。ブ軍は来季から新監督を迎えるためFAになる斎藤の去就は微妙。ただレンGMは「何も決まっていないが、斎藤(の残留)は検討材料に入っている」とも話した。

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2010年10月14日のニュース