成瀬 杉内とのエース左腕対決に自信

[ 2010年10月14日 06:00 ]

キャッチボールをする成瀬

 ロッテ・成瀬が杉内とのエース左腕対決に自信をのぞかせた。「自分の投球ができれば大丈夫。前回(ファーストS初戦)の投球が自信になったし同じような投球ができればいい」。9日の西武とのファーストS初戦は重圧の中で8回途中2失点と好投。先発では自身初の中4日登板にも「気持ちも張っているし、体も球もいい状態」と問題がないことを繰り返して強調した。

 前回9日の先発前は「楽しみでもあるけど不安も大きい」と「不安」というフレーズが何度も出たが、今回は「怖さ、不安もあるけど楽しみが大きい」と繰り返すなど「楽しみ」の割合が多くなった。13日、25歳の誕生日を迎えたエースは「自分で祝えればいい。自分に勝ちがつかなくてもチームが勝ってくれれば、もう一度投げるチャンスも来る」と自らの左腕で1日遅れのバースデー白星をつかみにいく。

 シーズン開幕戦、CSファーストS初戦、そしてファイナルS初戦と今季3試合目の開幕投手を任せた西村監督は「相手に1勝のアドバンテージがあるし何としても初戦は勝ちに行かないといけない。中4日でも成瀬しかいない。うちのエースですから、やってくれるでしょう」と絶大な信頼を寄せる。

 今季のソフトバンク戦は0勝4敗で、投げ合う相手は杉内。マイナス要素は多いが、大一番を任されて勝利を呼び込むのがエース。成瀬は負けない。

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2010年10月14日のニュース