指揮官「劣勢をはね返せる」強力打線に自信

[ 2010年10月11日 06:00 ]

<ヤンキース・フィリーズ>3連勝で地区シリーズ突破を決めたヤンキース・ジーターは祝勝会で笑顔

 【ヤンキース6―1フィリーズ】ヤンキースの強力打線がヒューズを援護した。

 2回、ポサダが左前へ先制適時打し、ミッキー・マントル(元ヤンキース)を抜く史上9位のポストシーズン通算41打点目を挙げると、その後もテムズの1号2ランなどで加点。初戦で3点差を逆転した勢いそのままに、3試合で勝負を決めた。日替わりヒーローが飛び出す理想的な展開に、ジラルディ監督は「うちの選手には経験があり、勝負どころでの大事な一打で劣勢をはね返せる。相手に重圧をかけ続けることができる」と得意げに話した。

 ≪ワイルドカード初の勝ち上がり≫ヤ軍が地区シリーズを3連勝で突破。98、99、09年に次いで4度目で、過去3度はすべてワールドシリーズを制している。世界一になった球団が翌年のポストシーズンでスイープ発進したのは、69年のリーグ優勝決定シリーズ誕生以降、史上7度目(6球団)。ヤ軍は98~99年以来、唯一の2度目となった。またヤ軍は球団史上初めてワイルドカードでリーグ優勝決定シリーズに進出。過去ワイルドカードで頂点に立ったのは、97年マーリンズ、02年エンゼルス、04年レッドソックスの3球団。

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2010年10月11日のニュース