ソフトバンク 苦手の短期決戦突破に挑む

[ 2010年10月11日 19:37 ]

 7年ぶりにパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンクは、14日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに臨む。ファーストステージを勝ち上がった相手はレギュラーシーズン3位のロッテ。2004~06年のプレーオフ、07年から始まったCSを含め、一度も突破したことのない短期決戦を今年こそ制することができるか。

 9月26日の最終戦から第1戦までは2週間以上あくため、10、11日は宮崎県内で行われている秋季教育リーグに参加して調整した。10日の巨人戦は3―6で敗れ、11日のヤクルト戦は12―9で打ち勝って1勝1敗。11日の試合後、秋山監督は「よく打たれたな。なめちゃいかんよね」と気を引き締めるように話した。
 ファーストステージでは終盤の継投が勝敗を分けただけに、抑えの馬原は「厳しい試合になることは変わらない。覚悟と準備をして臨みたい」と気合を入れ直す。川崎は「いい準備ができた。やるからには、実戦間隔があいたとかは言い訳にならない」と笑顔で語り、有意義な2日間を締めくくった。

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2010年10月11日のニュース