迎え撃つソフト 松中が適時二塁打で復調気配

[ 2010年10月11日 06:00 ]

 ソフトバンクのCSファイナルSの相手がロッテに決まった。フェニックス・リーグの巨人戦(サンマリン)後、宮崎市内の宿舎で知った秋山監督は「2試合連続延長という接戦の中、ロッテが勝ち上がってきたが、われわれのチーム全体の気持ちも高まっている。やることは1つ。全力で頑張ります」と広報を通してコメント。迷いはなかった。

 この日は3番に起用した松中が、左腕の金刃から適時二塁打を放つなど、復調気配を見せた。初回には川崎との重盗も記録し、今季苦しめられた右ひざの不安も感じさせなかった。松中も「結果が出たことが大きい」と振り返った。ファーストSの熱戦に「凄い試合だな」と感心していた秋山監督もロッテの勢いは警戒している。だが、それ以上に自軍の仕上がりに手応えを感じているようだ。

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2010年10月11日のニュース