涌井 修正1失点、熱投131球も実らず

[ 2010年10月10日 06:00 ]

<西・ロ>降板した涌井(中央)はベンチから試合を見守る

 【西武5―6ロッテ】西武・涌井が8回4安打1失点、131球の力投で、エースの意地を見せた。7回までは無失点も、8回2死から西岡に痛恨の同点アーチを被弾。1ストライク3ボールから、外角を狙った直球が真ん中低めに入った。

 「四球よりも安打を打たれる方がいいので思い切っていきましたけど、ものの見事に打たれました。まさか本塁打になるとは…」。シーズン終盤は6試合で1勝2敗の不振だったが、2週間で下半身主導のフォームに立て直した。「結果だけ見れば良かったんじゃないですか」と手応えを口にし、「あす、あさって(他の投手陣に)頑張ってもらうしかない」と最後は祈るように話した。
 ▼西武・細川(涌井について)勝負どころでの真っすぐの力強さは戻ってきた。あとは細かい制球だけ。

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2010年10月10日のニュース