レイズ 土壇場で目覚めた!「眠っていた闘志が表に出てきた」

[ 2010年10月10日 13:09 ]

レンジャーズ戦の9回、2ランを放つレイズのペーニャ

 【レイズ6―3レンジャーズ】レイズ打線が土壇場で目覚めた。1、2戦合計でわずか1得点の攻撃陣は、この日もレンジャーズ投手陣の前に七回まで1点に抑えられていた。流れを変えたのは、レギュラーシーズンで打率1割9分6厘と不振を極めたペーニャだった。

 1―2の八回1死二塁。追い込まれてからの速球を右前にはじき返した。同点に追いつき、ベンチの重苦しさが消える。2死から交代した抑えのフェリスに対し、9番バートレットが落ち着いて四球を選び、ジェイソの勝ち越し打につなげた。
 9回にも駄目押し2ランを放ったペーニャは「3連敗の不安はあった。ただ、どんな逆境でも自分の役割に集中して、流れを変えることができるもの。それを成し遂げたいまのチームには勢いを感じる」と自信を取り戻した様子だった。
 終盤の逆転劇で1勝2敗。マドン監督は「眠っていた闘志が表に出てきた。いい兆しだ」と巻き返しに期待した。(共同)

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2010年10月10日のニュース