4失策、ブルース醜態…レッズ悪夢の連敗

[ 2010年10月10日 06:00 ]

 【レッズ4―7フィリーズ】世界最速105マイル(約169キロ)を誇るレッズのチャプマンが、ポストシーズン初登板で初黒星を喫した。4―3の7回から登板し、いきなり100マイル(約161キロ)を記録。しかし四球と野選で1死一、二塁のピンチを招くと、ロリンズの右翼ライナーを、ブルースが照明で打球を見失って後逸し、2者の生還を許した。

 自責0ながら、2/3回を2安打3失点で降板したキューバ出身の左腕は「試合をうまくコントロールできていたと思ったが…。思うような結果にはならなかった」と、やりきれない表情で球場を後にした。一方、初戦でフ軍ハラデーから唯一の四球を選び完全試合を防いだブルースも「なんて醜態」と肩を落とした。
 チームはポストシーズンでの1試合球団ワースト記録となる4失策。悪夢のような連敗に、ベーカー監督は「壁まで追い詰められたが、勝つしか道はない」と地元での巻き返しを誓った。

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2010年10月10日のニュース