クルーン“保険”に東野、朝井らも待機

[ 2010年10月10日 06:00 ]

 16日からのCSファーストステージ巨人―阪神戦(甲子園)は、不安定な守護神・クルーンの保険として東野、朝井ら先発投手も後ろに控えさせる。前日の今季最終戦(東京ドーム)でヤクルトに敗れて3位に転落。1点リードの9回にクルーンが2四球をきっかけに同点とされるなど、今季を象徴するような敗戦だった。シーズン終盤は越智、山口、久保が、クルーンの乱調時の保険でブルペンに残るケースもあったが、伊原ヘッドコーチは「東野、朝井も中継ぎの適性がある」と話した。

 CS開幕投手は今季阪神戦で先発3戦2勝の東野が有力だが、初戦に先発すれば3戦目のブルペン待機が可能で「投げられるなら先発でも中継ぎでもいい」。今季のクルーンはセーブが付く場面での救援失敗が9度。保険の枚数は多ければ多いほどいい。

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2010年10月10日のニュース