村中、初タイトルならず…「力出し切れていない」

[ 2010年10月10日 22:45 ]

 【ヤクルト4―6広島】最多奪三振のタイトルを狙った村中は2奪三振に終わり、5回5失点で降板。トップの前田健に11個及ばず、5年目での初タイトルは成らなかった。「力が入り過ぎた」と、狙って三振を取る難しさを痛感していた。

 一方で、シーズンを通して先発の一角を守り、初の2けた勝利。日本球界では希少な本格派左腕として、確かな存在感を示した。「まだ力を全部、出し切れていない。直球の制球の精度を上げ、変化球も磨かないと」。潜在能力の高さをうかがわせながら、一層の飛躍を誓った。

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2010年10月10日のニュース