中田「ドキドキした~」10戦ぶり一発はビデオ弾

[ 2010年8月21日 06:00 ]

2回1死、中田は左越えに先制ソロを放ちダルビッシュに迎えられる

 【日本ハム5-4西武】10試合ぶりの一発は日本ハム・中田にとってハラハラ、ドキドキとなった。2回1死、平野の内角直球を左翼ポール際に運んだが、本塁打判定の後にビデオ判定となった。

 「最初はレフトフライと思ったが、パッと見たら左翼手がフェンスまで寄っていたのでビックリした。自分では全然、ポールの内側と思ったが正面から見ると違うのかとドキドキした」。ヘルメットを頭にかぶったままベンチで約5分間も待機。あらためて本塁打のコールがされると笑みが浮かんだ。
 8日以来の9号ソロに「それまでが自分でも驚くぐらい打てただけ。10試合に1本打てれば上出来」。球団はこの日から中田が本塁打を打った直後から60分間の限定で、場内前売り券売り場で半額キャンペーンを実施したが、ファンが殺到。警備に当たった関係者も「100メートル以上の列ができた」と悲鳴を上げた。これまで前売り券販売は1日平均487枚だったが、この日は今季最多2091枚。これには中田も「プレッシャーを感じていたが、こういう企画に自分の名前を使ってもらえるのはありがたい」と話していた。

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2010年8月21日のニュース