29年ぶりの夢散るも…指揮官「250%出した」

[ 2010年8月21日 06:00 ]

決勝進出ならず、涙で引き揚げる報徳学園ナイン

 【準決勝 報徳学園5-6興南】報徳学園29年ぶりの頂点は夢に終わった。5点リードを守れず、7回に同点打を浴びて降板した先発の大西は「興南の勢いにのまれてしまった」とベンチでぼう然。

 前日に先発で8回途中まで投げた、代わった1年生の田村も決勝打を浴びた。最後は春の王者の底力に屈したが、大西、田村の2枚看板による継投と機動力でベスト4まで進出。永田監督は「本当の高校野球をしたチーム。17年間監督をやって、これほど伸びたチームは初めて。最後の最後まで250%くらいの力を出してくれた」と満足そうだった。

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2010年8月21日のニュース