作新、PL、横浜、そして…歴史に名を刻んだ興南

[ 2010年8月21日 16:39 ]

 【興南13―1東海大相模】過去5校しかない春夏連覇。初の達成は1962年の作新学院(栃木)だった。春のエース八木沢が夏の開会式当日に赤痢と診断されて登板できず、控え投手だった加藤が活躍して夏を制した。

 66年には、それまでに夏の3連覇や夏春連覇を達成していた中京商(現中京大中京、愛知)が加藤投手を軸に勝ち抜き、新たな歴史を加えた。

 79年は石井―嶋田のバッテリーが中心の箕島(和歌山)。夏の3回戦での星稜(石川)との延長18回は、球史に残る死闘だった。

 87年のPL学園(大阪)は主将の立浪をはじめ片岡、野村、橋本ら、のちにプロで活躍した選手がそろい、攻守に洗練されたプレーで危なげなく勝ち上がった。

 松坂を擁した98年の横浜(神奈川)は夏の準々決勝でPL学園と延長17回を戦い、準決勝では明徳義塾(高知)に劇的な逆転サヨナラ勝ち。松坂は決勝では59年ぶりとなる無安打無得点試合の快挙を成し遂げた。

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2010年8月21日のニュース