はい上がれるか五十嵐 カーブ解禁で手応え

[ 2010年6月14日 08:39 ]

 メッツの五十嵐亮太投手は13日、ボルティモアでのオリオールズ戦に11―4の8回から3番手で登板し、1回を三者凡退で無失点だった。勝敗やセーブは付かなかった。チームはそのまま勝った。

 1週間ぶりのマウンド。中継ぎとしては間隔が開きすぎたが、結果を出して見せた。五十嵐は「良かった。投球らしい投球ができた」とほっとした表情を浮かべた。
 7点リードで、8番からの下位打線だった。実戦感覚に不安があったそうだが「割り切って投げた」。96マイル(約154キロ)をマークした速球と、フォークに、この日から使い始めたカーブで相手を寄せ付けなかった。「これからも使っていく」と広がった投球の幅に手応えをつかんだ。
 左太もも裏を故障する4月下旬まではセットアッパーだったが、復帰後は不振が続き“降格”させられた。五十嵐は「自分の投球ができていればこうはならなかった。結果を残すことが大事」。再び信頼を勝ち取り、はい上がる構えだ。(共同)

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2010年6月14日のニュース