松中１０本目満弾！ホークス交流戦100勝一番乗り

＜ソ・巨＞３回１死満塁、右越えに本塁打を放った松中

　【ソフトバンク７－５巨人】ソフトバンクの松中が、歴代１２位タイとなる通算１０本目のグランドスラムで、チームを１２球団一番乗りとなる交流戦通算１００勝に導いた。

　０―０の３回１死満塁、黄志龍が投じた１４５キロの内角直球を弾丸ライナーで右翼席へ。今季４号だが、初めて直球をとらえた一発に「バットにくっつく時間が長かった。最高の形。王会長からも真っすぐをしっかりとらえるのが、長くやる秘けつと言われてます」と満足そうに振り返った。交流戦３連覇こそ逃したが、今季２度目の４連勝で、首位・西武に１ゲーム差に接近。３試合連続決勝打でチームをけん引する松中は「打線が線になってる」と巻き返しへの手応えを強調した。

　≪通算満塁本塁打数１位は王≫ソフトバンクの松中が、通算１０本目の満塁本塁打。通算満塁本塁打の最多記録は王（巨）の１５本で、１０本は歴代１２位タイの本数だ。これで松中が満塁本塁打した試合にチームは１０勝０敗。２ケタの満塁本塁打を放ちチームが全勝は他に駒田（横＝１３勝０敗）、中村紀（楽＝１４勝０敗）と２人しかいない。なお、ソフトバンクはこの日の勝利で交流戦通算１００勝一番乗り。２位のロッテが９２勝となっており８勝の差をつけている。