菅野　連投も…３失点降板に涙「力不足です」

＜東海大・東洋大＞６回途中、３失点の菅野（右）に降板を告げる横井監督

　【全日本大学選手権決勝・東海大０－５東洋大】東海大は２年前と同じ相手に再び敗れた。

　前日の慶大戦で自己最速の１５５キロをマークした菅野は、今季初の２日連続先発の疲れからか１５０キロ止まり。６回途中８安打３失点で降板し「言い訳はしたくないけど、球が走らなかった。力不足です」と目を真っ赤にし、横井監督も「菅野は疲労が出ていた。完投できる投手がもう１人いないと」とうなだれた。それでも準々決勝の同大戦では７回参考記録の無安打無得点試合をマークするなど、あらためてその実力を証明した。

　▼東海大・伊志嶺（打率・６００で首位打者を獲得）藤岡は直球が素晴らしかった。日本一以外は負ければ一緒です。首位打者よりも、四球が多いのはよかったと思う。