雄星らしくない?笑顔満開の花巻東卒業式

[ 2010年3月6日 10:40 ]

花巻東高の卒業式で、小田島順造校長に記念品の目録を手渡す西武の雄星

 西武の注目ルーキー、雄星(菊池雄星)が6日、岩手県花巻市の花巻東高の卒業式に出席した。高校生活に別れを告げ「寂しい気持ちは強いが、社会人、プロ野球選手、人間として自覚を持って行動したい」と気持ちを新たにした。

 式では卒業生代表として学校に記念品を贈呈。これまで何度も流してきた涙は「いろんな思いが込み上げてきたが、きょうは大丈夫」と見せなかった。終了後には大勢の市民も見守る中、校門の前に野球部の後輩たちがつくった花道を、満面の笑みで通り抜けた。
 昨年は甲子園をわかせ、ドラフト会議で6球団競合の末に西武に入団した。「甲子園のことから、練習、怒られたこと、今となってはいい思い出。一生忘れることのない3年間」と振り返り「これからが本当の出発。一緒に頑張ろう」と仲間と誓い合った。
 7日から再び2軍練習に参加する予定。

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2010年3月6日のニュース