天谷が好調アピール!3番で2安打1打点

[ 2010年3月6日 19:04 ]

2回広島1死一、二塁、天谷が中前に適時打を放つ

 【広島3-1ロッテ】試合に出るたびに、評価が上昇していく。広島の天谷が3番に座って2安打1打点。オープン戦は12打数6安打と好調ぶりが目につく。

 一回1死一塁では右前打で好機を広げ、栗原の先制打につなげた。二回は1死一、二塁から中前に適時打。これまで「いい投手から打ってから」と自己評価を控えてきたが、この日の2安打はロッテの開幕投手候補、成瀬から放った。「たまたまが続いているだけ」と謙遜するものの、表情は自信にあふれている。
 「3番・中堅手」の定位置を自らのバットで手繰り寄せようとしているが、天谷の視線はもっと上を向いている。目標は初の全試合出場と打率3割。だからこそ「2本とも打ったのは甘い真っすぐ。真っすぐしか打っていないから」と決して満足していない。
 成長著しい26歳について、内田打撃コーチは「昨年より力がついてレベルアップしている。若いから、このままどんどん突っ走っていけばいい」と言う。オープン戦のチーム打率が12球団最低の広島にあって、天谷の存在感が光っている。

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2010年3月6日のニュース