「また行きたい」えり、米プレーに前向き

　米独立リーグのチコ・アウトローズからオファーを受けている吉田えり投手（１８）が５日、成田着の日航機で帰国した。オファーに対しては「どんどん野球が好きになったし、最後は帰りたくなかった。また行きたい」と前向きな姿勢をみせた。

　１月からウインターリーグに参加。レッドソックスのキャンプでは同じナックルボーラーのウェークフィールドの指導も受けた。充実した日々に、米球界でプレーする思いは強くなった。今後、家族会議を重ねて最終的な判断を下すことになる。チコ側はキャンプイン前の４月中旬まで返答を待つ予定だが「いつかウェークフィールドさんと一緒に（大リーグで）野球をしたい」と話すなど、ナックル姫の思いは海の向こうに飛んでいた。