開幕に間に合わない…松坂「自分自身の責任」

[ 2010年3月6日 16:05 ]

仕上がりに時間…松坂の初登板、4月中旬にズレ込む?

 何度か投手コーチに確認し、ようやく捕手を座らせた。わずか12球だったが、レッドソックスの松坂大輔が5日、今年のキャンプで初めて「通常」の投球練習を行った。
 練習後は「制球は良かったし、ボールの勢いも良かった」と満足そうに話した。その一方で、開幕に間に合わない可能性を聞かれ「こういう状況を招いたのは自分自身の責任。結果そうなっても仕方がないし、遅れることになったら、できるだけ早く戻れるように努力するだけ」と歯切れが悪かった。
 2月12日に背中の張りを訴えてからは、首脳陣の意向もあって慎重な歩みを続けた。ようやく“ピッチング”再開となったが、オープン戦は3月中旬、シーズンは4月中旬に初登板の見込み。ほかの投手と比べ、約2週間の調整遅れを実感することになり、複雑な表情だった。(共同)

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2010年3月6日のニュース