斎藤やばい!捕手のサインが見えない…

[ 2010年3月6日 09:27 ]

ナショナルズ戦の4回、2点二塁打を打たれたブレーブス・斎藤隆

 【ブレーブス11―3ナショナルズ】新天地で初登板したブレーブスの斎藤隆は新調したコンタクトレンズが合わず、制球に苦しんだ。1回で3安打を浴びて2失点し、「投げる以前の問題。きょうは、無駄な時間とは言わないけど、残念だった」と悔やんだ。

 捕手のサインが見えず、集中力を欠いた。3番手でマウンドに上がった4回、先頭の左打者には振りかぶろうとしたところで投球を止め、プレートを外す。最後は外角を狙った速球が甘くなって右前打されると、次打者には初球を左中間二塁打。無死二、三塁のピンチを招いた。
 ここから2者連続三振を奪うも、なお2死二、三塁で右打者に対し、カウント2ストライクと追い込みながら、甘くなったスライダーを左中間へ2点二塁打された。「投げミス。球を完全に操り切れていないので修正しないと。やはり制球」
 横浜時代に視力矯正手術を受けたが、ここ数年で再び視力が低下。コンタクトレンズを使用している。昨季はサインが見づらく、捕手にまたの下ではなく、上体でサインを出してもらっていた。
 40歳は「風もあったが、これぐらいの環境で見づらいのでは違う対応を考えないと」。今後は以前使っていたコンタクトレンズや眼鏡を試し、試合に備える。(共同)

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2010年3月6日のニュース