ソフトB・今宮、城島背番を継承も

[ 2009年11月22日 06:00 ]

 ソフトバンクからドラフト1位指名された明豊・今宮健太内野手(18)が、背番号「2」をつける可能性が急浮上した。

 ホークスの「2」といえば、95~05年に城島(現阪神)がつけた偉大な番号。実現すれば、城島にとって母校の“直系”となる明豊(01年に別府大付が合併)出身のルーキーが5年ぶりに背負うことになる。
 05年オフに城島がマリナーズに移籍した際には、孫オーナーが「移籍ではなく留学」と語り、背番号「2」は事実上の“欠番”扱いされてきた。だが、今オフに城島が阪神で日本球界復帰することが決まり事情は一変。角田球団代表は「今宮の2?可能性はあるよ。これまで使いにくかった部分はあったが、使ってはいけない数字ではないから。似合う選手が出てきてくれればいい」と“解禁”に踏み切る可能性を示唆した。
 内野手の今宮は、ポジションこそ城島とは異なるが、高卒でプロの門戸を叩くのは同じ。同代表は「成績を残している選手たちの意向は聞くことになる」としているが、正捕手としてチームをけん引しベストナインに選出された田上は「70」への愛着を口にしている。自らを“小さな巨人”と表現する今宮が、重みある背番号を背負うことになりそうだ。

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2009年11月22日のニュース