22日の巨人・日本一パレード、新人選手も“参加”

[ 2009年11月22日 06:00 ]

 7年ぶりに日本一を奪回した巨人は、22日に原辰徳監督(51)ら首脳陣と主力選手が東京・銀座でパレードを実施。前回02年は約40万人が集まった一大イベントに今秋ドラフトで指名した新人選手も“参加”することになった。

 先輩たちの雄姿を目に焼き付けさせ、モチベーションを上げる。球団関係者は「先輩の姿を見て“いつかはオレたちも”と思ってもらえたらいいです」と説明。当日は2階建てのオープンバスが通過する様子を、新人選手は沿道のビルの特等席から眺めることになる。この日、育成枠を含めた新人8選手(1巡目の長野は社会人日本選手権に出場中で不参加)は川崎市のジャイアンツ寮と室内練習場を見学。3巡目の土本は銀座パレードについて「大学(専大)の先輩でもある松本さんに注目したい。楽しみです」と目を輝かせた。
 巨人は野球だけでなく若手の人間教育にも力を入れている。先輩へのあいさつの徹底、寮の規則なども厳格。今回の新人の銀座パレード見学は、まさに日本一球団にしかできない“V教育”だ。

 <新人お披露目は23日>ジャイアンツ寮と室内練習場を見学した新入団8選手は、ユニホームの採寸も行い、巨人の戦闘服に袖を通すと決意も新た。鬼屋敷(きやしき)、市川、河野の3捕手は、そろって阿部を目標に掲げて早くも火花を散らした。鬼屋敷は「同じチームで同じポジションだし、2人に負けられない気持ちはある。いつか阿部さんを超えられればいいと思う」と抱負を語った。新入団選手は23日のファン感謝デーでお披露目される。

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2009年11月22日のニュース