巨人　フィナーレもファン後押し　原監督「気合ですよ」

７年ぶりの日本一に輝き、優勝パレードでファンの声援に応える巨人・原監督

　７年ぶりに日本一を奪回した巨人が２２日、東京都内で「日本シリーズ優勝パレード」を行った。天候は曇りでパレード開始時の気温は８度ながら、沿道にはおよそ３４万人のファンが集結。原監督、小笠原、坂本らは大手町から銀座８丁目までの約３・１キロを３台のオープンバスに分乗し、ファンからの大歓声に手を振って応えた。前回日本一の０２年以来のパレードを終えた原監督は「多くのファンに“おめでとう”という言葉をもらったが、僕からしたら逆に“おめでとう”と言いたい。何回やっても新鮮です」と笑顔で振り返った。

　パレード直前まで降っていた雨がやんだことには「気合ですよ。みんなの気合が雨を降らせなかった」と最後までファンの後押しがあったことを強調。「来年もやりますよ」とリーグ４連覇、２年連続日本一を早くも宣言した。