中田翔 3年目に自信「来季はレギュラー」

[ 2009年10月7日 06:00 ]

 【日本ハム5―4西武】札幌ドームでの歓喜の瞬間、フェニックスリーグに参加中の中田は、宮崎市内の宿舎ホテルのテレビでその模様を見届けた。4日に出場選手登録抹消。あと3日、1軍に帯同できれば、胴上げの輪に加わることができた。

 今季イースタン・リーグでは新記録の30本塁打、タイ記録95打点の2冠を達成した。バットの重量を利用して本塁打を量産するために、それまでの880グラムから930グラムに替えた。さらにテークバックの大きい打撃フォームを修正。右ひじを畳んでバットのブレをなくし、コンパクトに振り抜くことに取り組んだ。今季は計3度の1軍昇格。目標は大きくAロッド、そして夢は30歳でのヤンキース移籍。遠くへ飛ばす技術だけなら、とっくにメジャー級。「2軍はプロやない。来季は上でレギュラーを獲る。それだけの自信はある」。その視線は既に勝負の3年目に向けられていた。

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2009年10月7日のニュース