ビールかけの翌日…へっちゃらハムが逆転勝ち

[ 2009年10月7日 21:28 ]

ビールかけの翌日ながら8回3失点で7勝目の日本ハム先発・藤井

 【日本ハム8―3西武】日本ハムが逆転勝ち。1―3の3回に稲田と飯山の適時打で追い付き、大野の適時打などで2点を勝ち越し。4回は投手の乱調に付け込んで3点を加えた。藤井は8回3失点で7勝目。西武は木村、武隈の若手が好機を生かせなかった。

 ≪蘇ったかな?藤井CS手応え8回3失点≫優勝の喜びから一夜明け、経験豊富な左腕が眠っていた力を発揮した。日本ハムの藤井が今季最長の8回を投げて3失点。1回こそ中村に2ランを献上するなど3点を失ったが、2回以降は無失点に封じた。「何を投げるかではなく、どこに投げるか。きょう、つかんだものは大きい」と収穫を口にした。
 今季は四球から自滅する悪癖で首脳陣の信頼を得られず、好投していても5、6回での降板が多かった。「反省は生かせているけど、まだまだ」というが、ここまで7勝5敗。7年ぶりに勝ち越してシーズンを終えることになりそうだ。
 昨年はオリックスとのクライマックスシリーズ第1ステージ第2戦で7回途中1失点と好投。第2ステージ進出を決める立役者となった。ヤクルト時代には日本シリーズも経験した左腕。ポストシーズンでの活躍を予感させる106球だった。

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2009年10月7日のニュース