CSへ離れません!ガイエル“ドカンドカン”で逆転ヤ

[ 2009年10月7日 21:18 ]

6回、ヤクルト1死、ガイエルが右越えに同点ソロを放つ

 【ヤクルト5―4横浜】ヤクルトがガイエルの2発で連夜の逆転勝ち。2―3の6回に藤江から同点ソロ。8回2死一塁では2番手の松家から勝ち越しの26号2ランを放った。五十嵐が3勝目。横浜は3―0とリードしたが、投手陣も踏ん張れなかった。

 ≪残留アピール弾≫ガイエルの2打席連続弾が、ヤクルトの希望をつないだ。2―3の6回に同点ソロ、そして、8回2死一塁から勝ち越しの2ラン。どちらもファンの待つ右翼席へ打ち込んだ。
 雨が降り続く悪コンディションの中、逆風をものともしなかった。6回は藤江の真ん中に入った失投を見逃さず、8回は「感触も分からない」ほど打席で集中力を高めた。最近は右太腿裏の状態が思わしくなく、6日に先発に復帰したばかり。「出られずに悔しかったが、貢献できてうれしい」とほおを緩めた。
 昨季はわずか11本塁打に終わった。年俸ダウンを飲み、何とか今季の契約を結んだ。この日の2本で26本塁打に達し、打率も2割6分8厘。来季残留に向けて、大きなアピールになったはずだ。
 8、9日は阪神との決戦。「ロッカーではみんな、クライマックスシリーズに行こう、という雰囲気。それを感じている」とガイエル。連勝で文句なしに3位が確定。背番号5の勝負強い打撃で一気に決める。

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2009年10月7日のニュース