総力戦制したツインズ 過酷日程も勢いをそのままNYへ

[ 2009年10月7日 12:34 ]

 【ツインズ6-5タイガース】ツインズが、背中を追い続けたタイガースをとらえ、優勝決定戦まで持ち込んだ。そして、もつれたシーズンを象徴するような延長戦の末にサヨナラ勝ち。総力戦を制し、フィールド上にできたツインズナインの歓喜の輪に、満員の球場から祝福の拍手と歓声が降り注いだ。

 投手戦を思わせる静かな立ち上がりの後、三回に3点を失い、追う展開となった。だが、じわじわと差を詰めて七回にはカブレラの2ランで一時は逆転。すぐに追いつかれて延長に入ったが、十二回は1死一、二塁から途中出場のカシーヤが右前へサヨナラ適時打。優勝決定戦で敗れた昨季のうっぷんを晴らした。
 162試合を戦い、さらに1試合多くこなしたツインズは、7日から地区シリーズと過酷な日程が待つ。しかし、猛追して地区優勝を勝ち取った勢いをそのまま持ち込める点は大きなメリット。次は強豪ヤンキース。相手に不足はない。(共同)

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2009年10月7日のニュース