イチロー「責任は僕」レーザー送球を捕手が捕れず

[ 2009年5月3日 15:06 ]

アスレチックス戦の9回、右前打を本塁へ送球するマリナーズのイチロー。ワンバウンドの送球を捕手が捕りきれず決勝点を許す

 【マリナーズ2―3アスレチックス】9回2死二塁で相手打者が右前打。イチローの右翼からのワンバウンドの送球を捕手が捕りきれず、マリナーズは決勝点を許した。

 捕球していれば余裕で二塁走者を補殺できたタイミングだが、イチローは「あの距離ではノーバウンドでいかないといけない。(責任は)僕ですよ」と潔かった。
 浅く守備位置をとり、鋭い打球が正面にきた。距離的にはノーバウンドで届いたが、直前にワンバウンド送球を決断。一瞬、4月18日のタイガース戦で本塁送球を高投したことが頭に浮かんだからという。「もう少し、いいかげんになったほうが結果がよくなることもある」。今後に反省を生かせるか。(共同)

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2009年5月3日のニュース