阪神“らしくない”戦いで3連敗…

[ 2009年4月22日 23:17 ]

5回、中日2死一、二塁、左翼手金本の本塁への返球がそれ、追加点を許す

 【阪神2―6中日】先発の久保はボール先行で、球数がどんどん増えていく。リズムの悪い投球に、小さなミスも重なった。同点の5回。阪神は3点を失った。

 無死二塁。ブランコの投手左へのゴロで、二塁走者がスタートを切った。ここで、三塁手の新井がゴロに反応してベースを離れてしまい、進塁を許した。1死三塁となって、四球、併殺崩れで勝ち越し点を与えた。「練習でもなかなかできない細かいところ。難しいプレー。責められないけど、(ミスを)減らしていければ理想」と久慈守備走塁コーチは言った。
 さらに2死一塁で久保が踏ん張れず、藤井、小山に連続安打を浴び、左翼・金本の悪送球も絡んで2失点した。久保は5回で126球を投げ、4失点。「慎重になりすぎた。後手後手になってしまった」と反省ばかりが口を突いて出た。
 ここ数年は少ない失点で競り勝ってきた阪神。だが今季はチーム防御率が4点を超えている。“らしくない”戦いで、連敗は3となった

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2009年4月22日のニュース