大石流「日替わり打線」が1回ズバリ!

[ 2009年4月22日 22:53 ]

 【オリックス6―3西武】開幕して16試合。オリックスの打順は毎試合変わっている。大石監督が仕掛ける「日替わり打線」が1回にぴたりとはまった。

 今季初めて1番に浜中、2番に下山を置いた。浜中が四球を選ぶと、下山はバントの構えから、初球を左中間に運ぶ二塁打。バスターエンドランが先制打となった。下山は「飛球を上げた時点で駄目だけど、結果的に誰もいないところに飛んでくれた」と胸をなで下ろした。
 続くカブレラも中前にはじき返し2点目。さらに6番のラロッカが2試合連続の3ランを放ち、この回一挙5点を奪って石井一をKO。その後は淡泊な攻撃が続いたが、1回の速攻が効いた。
 大石監督は相手投手との相性だけでなく、打者の調子や雰囲気を見て打線を組むという。下山はキャンプから肩の調子が悪く、オープン戦では打撃不振だったが、この日は上位での起用が当たった。指揮官は「下山がよく応えてくれた」と笑顔でねぎらった。

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2009年4月22日のニュース