小久保逆転2ラン!鷹が5割に戻ってきた!

[ 2009年4月22日 21:22 ]

8回、ソフトバンク1死二塁、小久保が左中間に逆転2ランを放つ

 【ソフトバンク3―2日本ハム】ソフトバンクが4連勝で勝率5割復帰。1―2の8回、小久保の3号2ランで逆転した。7回2失点のホールトンが2勝目。8回のピンチは継投で切り抜け、最後は馬原が締めた。日本ハムは3番手の建山が打たれ、逃げ切れなかった。

 ≪会心!王会長の前で≫チームを4連勝に導くキャプテンの一発だった。8回1死二塁。カウント0―2から真ん中に入ってきた変化球を迷わず振り抜くと、打球は左中間席へ届いた。ソフトバンクの小久保は「ゲッツーはないから、思い切りいこうと思っていた」と胸を張った。
 継投に入った日本ハムは8回から建山を投入。小久保は「建山がくると守備から思っていたのでイメージしていた」という。この日は前監督の王会長も観戦。恩師の前での一発に「いいところを見せられて良かった」とベテランの声が弾んだ。
 21日の松中に続き、この日は小久保が逆転弾と屋台骨の2人に当たりが出てきた。森脇ヘッドコーチは「こういう試合展開の中で、クリーンアップが打点を挙げたのは大きい」と喜ぶ。
 ベテランたちだけではない。開幕当初は貧打が目立ったが、チームは4試合連続の2けた安打で、5番に座る長谷川の打率は4割を超える。「勝つのが一番。何よりの薬」と小久保。借金4から、4連勝で勝率5割に復帰。少しずつ、チームの形がまとまってきた。

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2009年4月22日のニュース