石本大活躍！伯和ＶがＮＴＴ東日本討ち

＜伯和ビクトリーズ・ＮＴＴ東日本＞４回、伯和ビクトリーズ・石本泰志（右）は同点ツーランを放ち永田雅史の出迎えを受ける

　【第３５回社会人野球日本選手権第４日】伯和ビクトリーズの４番・石本が同点２ランに決勝右前打。３打点の活躍で、強豪・ＮＴＴ東日本討ちに貢献した。２点を追う４回、左翼ポール際への２ランは狙っていた真っすぐ。６回の打席では、スライダー狙いに切り替えて右前へ勝ち越し打。狙い球を確実に仕留めて「都市対抗では零敗したので、何としても打ちたかった。４番の仕事ができた」と喜びに浸った。

　＜ＮＴＴ東日本　清田好機に凡打も「これからに期待」＞再三の好機をつくりながら、逆転で無念の１点差敗退。長堀監督が「あそこで１本出ていれば」と振り返った３回２死満塁で、４番に起用したルーキー清田が三ゴロに倒れて無得点。相手４番の石本が全３打点を挙げたのとは対照的な結果となったが「清田はまだ１年目。これからに期待している」と来季以降を見据えた。