梶本8安打完封!13年ぶり初戦突破

[ 2008年11月17日 06:00 ]

 【第35回社会人野球日本選手権第4日】新日鉄広畑の梶本が、粘りの投球で8安打完封でチームは13年ぶりの初戦突破。2回のピンチをライナーの併殺による幸運な形で切り抜け、3回にはゴロを素早く処理してスクイズを阻止。9回1死一、二塁の場面では杉本監督が「あそこでしのげる投手になってほしかった」と続投を指示。二ゴロ併殺打に打ち取り、指揮官の期待に応えた右腕は「最後まで投げたことで自信になった」と胸を張った。

 <住友金属鹿島 井坂、意地の好投>楽天から3位指名された井坂が5点ビハインドの5回から登板。「自分が流れを持ってこられるように投げた」という言葉通り、4回を1安打3三振に抑える力投で意地を見せた。昨年8月、右ひじにメスを入れた右腕は「丸1年、リハビリにかかり、絶対的なエースにもなれなかったのに…。チームに感謝したい」と敗戦に涙をこぼした。

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2008年11月17日のニュース