長野無安打、ホンダまさかの初戦敗退

[ 2008年11月17日 06:00 ]

<Honda・JR九州>逆転負けを喫し、渋い表情のHonda・長野久義

 第35回社会人野球日本選手権第4日は16日、京セラドーム大阪で1回戦3試合が行われた。第3試合ではロッテから2位指名を受けた長野(ちょうの)久義外野手(23)擁するホンダがJR九州と対戦したが、延長戦の末に惜敗。長野も無安打に終わった。第1試合では伯和ビクトリーズが3―2でNTT東日本を撃破。第2試合は新日鉄広畑が住友金属鹿島を下して、2回戦に進出した。

【日程と結果


 ドラフトでロッテから2位指名されたホンダの長野が1番・中堅で先発も、4打数無安打と不発に終わってチームも延長戦の末に敗れた。よもやの初戦敗退に長野は「課題が残る試合だった。進路については今は考えられない。帰ってから監督と相談したい」と淡々と話した。ネット裏で見守ったロッテ・松本スカウティングスーパーバイザーは「結果は関係ない。われわれはとにかく誠意を見せるだけ」と駐車場まで出向いてチームバスを見送った。近日中にも指名あいさつが行われるが、安藤監督は「長野はやはり集中しきれていないように見えた。次回のあいさつには本人を同席させる」と話した。

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2008年11月17日のニュース