阪神監督問題「すんなりいかない」

[ 2008年10月16日 06:00 ]

 阪神の坂井信也オーナーと南信男球団社長が15日、大阪市内の阪神電鉄本社で約3時間の話し合いを行い、今季限りで退団する岡田監督の後任の人選が本格化した。16日には牧田俊洋電鉄本社常務(前球団社長)と沼沢正二球団本部長を加え、再度話し合う。

 木戸克彦作戦兼バッテリーコーチとOBの真弓明信氏(野球評論家)を軸に、平田勝男2軍監督、広澤克実打撃コーチ、OBの田淵幸一氏(本紙評論家)も候補に挙がるが、南社長は「すんなりいかない。時間がかかる」と話した。坂井オーナーは「自分の考え方を修正するアドバイスをもらう」と話し、今後は元阪神監督の吉田義男氏(野球評論家)や星野仙一オーナー付きシニア・ディレクターらOBの監督経験者に助言を求める考えを示した。後任監督について同オーナーは「内部、外部というのは別に(こだわっていない)」と話した。

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2008年10月16日のニュース