佑ちゃん9回零封!早大 延長制し首位!

[ 2008年10月16日 06:00 ]

<法大・早大>法大を延長14回で下し、喜ぶ斎藤(左から5番目)ら早大ナイン

 東京六大学野球秋季リーグ第5週第4日は15日、神宮球場で4回戦1試合が行われた。早大が延長14回の熱戦の末に法大を撃破。勝ち点を3とし、単独首位に立った。先発した斎藤佑樹投手(2年)が9回無失点の好投。延長14回に連続押し出しで2点を勝ち越した。法大・加賀美希昇投手(2年)も13回2/3、215球の熱投を見せたが、打線の援護がなかった。

【日程と結果


 中1日で先発した早大の斎藤が、最速145キロの直球を軸に9回をわずか87球、2安打に抑える好投でチームの首位浮上に貢献。「今季で一番良かった」と振り返った。前日の試合が雨天中止となり、中1日で自身初の同一カード3度目の先発。13日の3回戦では自身リーグ戦最多の142球を投げ完封勝利を飾ったが「きのう1日空いたおかげで疲れも取れた」と軽く練習した以外は休養に務め、体調を整えた。18日からは今春優勝を阻まれた明大戦。「きょう調子が良かったから(次までの)間隔が短い方がいい。土曜に投げるつもりでいく」とタフなエースが覇権奪回に全力を注ぐ。
 ▼法大加賀美(延長14回途中まで力投も力尽きる)バテた。でも、それは自分の実力のなさ。緊張感の中で投げられたのは楽しかった。来春にリベンジしたい。

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2008年10月16日のニュース