第5戦先発 松坂「球数要しても厳しいコースを」

[ 2008年10月16日 09:15 ]

対レイズ第5戦に登板前日、練習を終え笑顔で引き揚げるレッドソックス・松坂

 松坂にエースの役割が求められる。1勝3敗と後がなくなったレッドソックスは、16日(日本時間17日)の第5戦に松坂が先発する。

 昨年のリーグ優勝決定シリーズは、インディアンス相手に1勝3敗となった後に3連勝。第1戦に投げたベケットが第5戦で8回1失点と好投し、シリーズの流れを変えた。松坂は「僕はベケットじゃないけど、去年の彼のようなピッチングをして後ろ(第6、7戦)につなぎたい」と話した。今季チーム最多の18勝を挙げた松坂は、昨年のベケット同様に第1戦で勝ち投手になっており、重責を担って第5戦のマウンドに上がる。
 自分のスタイルを変えるつもりはない。第1戦では1回にいきなり3四球を与えたが、7回0/3を無得点に抑えた。その後、レイズは3試合続けて9点以上奪う猛打爆発。「打たれるときはどのピッチャーも甘い球。僕はいつものごとく球数を要しても厳しいコースを突いて、打者の打ち気をそらしながら抑えられたらいい」。ストライクゾーンぎりぎりを目がけて腕を振って投げる覚悟でいる。(共同)

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2008年10月16日のニュース