2試合残し…赤ヘル“壮絶に散る”

[ 2008年10月4日 19:03 ]

4回、8失点した先発ルイス(右)をねぎらう広島・ブラウン監督

 【広5―14横】黒田と新井がフリーエージェントで移籍した中で健闘してきた広島だが、2試合を残し、ついにクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。最後は“壮絶な散り方”だった。エースのルイスが、まさかの4回8失点と大乱調。ブラウン監督は「普段のルイスなら負けることは考えにくい試合だった」と首をかしげた。

 今季は若返りを図った。野手では赤松、天谷の俊足コンビを抜てきし、東出、栗原らの主力がさらに成長。投手も前田健、斉藤らが着実に力をつけた。「最後の3試合までCSを争ったことがチームが進歩した証しだ」とブラウン監督。新球場で迎える来季こそ、12年連続のBクラスだけは阻止したいところだ。

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2008年10月4日のニュース