7球団うなった!大分最高の左腕フォーク解禁で13K

[ 2008年7月14日 08:21 ]

13奪三振の力投を見せた日本文理大付の日高

 【日本文理大付5-2大分】大分大会で13日、2回戦に登場した日本文理大付の左腕、日高亮投手の三振ショーにオリックス、ロッテ、阪神など7球団13人のスカウトがうなった。

 課題の立ち上がりこそ3長短打で2点を失ったが、味方がすぐに逆転するとペースをつかんだ。直球は自己最速にあと1キロに迫るMAX144キロの速球。圧巻だったのはこの夏用の“秘密兵器”として解禁したフォークボール。これが内角に決まり、外のストレートを織り交ぜ2回以降は無安打。終わってみれば計13三振を奪った。格の違いを見せつけた。
 「初戦で緊張してた。点を取られて緊張がほぐれた。今はまだ8割。これから最速も更新したい」と頼もしいばかり。悲願の甲子園初出場は1メートル80の左腕にかかっている。

 ◆日高 亮(ひだか・りょう)1990年(平2)7月19日、大分県佐伯市生まれ。小5で「色宮少年野球クラブ」で野球を始めてから投手ひと筋。軟式の米水津中では3年で県1回戦敗退。日本文理大付では1年秋からベンチ入りし、昨秋の県南リーグではノーヒットノーランを記録。好きなプロ球団は「強くなって欲しいから」と楽天。遠投100メートル、50メートルは6秒5。1メートル80・73キロ。左投げ左打ち。

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2008年7月14日のニュース