オリックス 一発攻勢で3連勝

[ 2008年7月3日 21:34 ]

 【オ6―5ソ】オリックスが一発攻勢で3連勝。2回に後藤、3回にカブレラがソロ本塁打。5回にはローズが20号2ランを放った。ソフトバンクは投手陣が踏ん張れず、どちらも今季初となる、同一カード3連敗で5連敗。貯金もなくなった。

 オリックスのローズが5回、リーグトップに並ぶ20号を放った。

 追加点が欲しい場面だった。4回は1点を奪った後の無死二、三塁で後続が凡退した。5回も先頭の下山が三塁打で出塁したが、前を打つカブレラは簡単に遊ゴロ。しぼみかけた好機で、ローズが打席に向かった。

 フルカウントから小椋の低めの直球を、独特のすくい上げるようなスイングで仕留める。「タイミングよく振り抜くことができた」。結果的にソフトバンクに1点差まで詰め寄られただけに、価値ある2ランだった。

 2006年こそ1年のブランクがあるものの、来日12シーズンすべてで20本塁打に到達。来月40歳になるが、力の衰えを感じさせない。12シーズン目も20号を記録したことについて問われると「知ってる、知ってる」。日本語でそう答え、上機嫌でロッカーへ引き揚げた。

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2008年7月3日のニュース