無援の大嶺よく投げた…勝たせたかった

[ 2008年7月3日 06:00 ]

7回途中、悔しそうにマウンドを降りる大嶺

 【ロッテ0―4楽天】プロ初黒星と引き換えに大きな手応えと自信を得た。今季初先発のロッテ・大嶺が6回まで2安打無失点。7回に横川に3ランを浴びるなど4失点して降板も、課題だった変化球の制球に確かな成長の跡を示した。「調子は良かった。(片山に)負けたくなかったけど…。(3ランの)あの1球が本当に悔しい」。援護がない中で好投を続けた大嶺は責められない。バレンタイン監督も「大嶺は本当に優れた内容だった。いい成長ぶりを見せてくれている」と称えた。6月16日に20歳の誕生日を迎え、お酒を飲めるようになったばかりだが、近い将来のエース候補がプロ初勝利の美酒に酔う日は、そう遠くはない。

 ≪リベンジは唐川が≫ロッテのルーキー唐川が3日楽天戦で6月12日広島戦以来21日ぶりに先発する。2試合2軍で調整登板し、崩していたフォームを修正した18歳右腕は「準備はしっかりできた。やっぱり勝ちたいです」。51日ぶりの4勝目、そして5日に迫った自身の19歳誕生日の前祝いへ気合十分だ。

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2008年7月3日のニュース