甲子園で阪神応援 くいだおれ太郎の夢かなう

[ 2008年7月3日 16:33 ]

おかみの柿木道子会長(右)、「くいだおれ猛虎会」の谷征夫会長(左)と甲子園球場を訪れた「くいだおれ太郎」

 閉店が間近に迫った大阪・道頓堀の食堂「大阪名物くいだおれ」の看板人形「くいだおれ太郎」が3日、長年の夢を実現し、甲子園での阪神―中日戦を観戦した。

 午後5時ごろに球場入りした太郎は、首に「アニキ」と慕う金本知憲選手のタオルをかけ、縦じまの法被姿。「やっぱり本物は迫力が違う」と興奮気味だった。
 一塁ベンチ寄りの観客席におかみの柿木道子会長と陣取り「今年の阪神はえらい強い。日本一になれるよう応援しまっせ」とピースサインを送った。
 店によると、太郎は大の阪神ファンだが試合時間が店の書き入れ時のため「甲子園に行きたい」と山田昌平社長に言い出せなかったとか。
 この話を知った阪神球団側が太郎を招待。山田社長も「せっかくやから行ってこい」と粋な計らいをして実現した。

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2008年7月3日のニュース