レイズが逆転でスイープ!松坂の10勝目消える

[ 2008年7月3日 09:14 ]

レイズ戦に先発、力投するレッドソックス・松坂

 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は2日、セントピーターズバーグでのレイズとのア・リーグ東地区首位攻防戦の第3戦に先発。1回に1点を失ったが、その後は安定したピッチングを見せ、5回まで2安打、5奪三振。10勝目の権利を手にして、6回からはマウンドを岡島に託した。

 岡島は6回の1イニングを無失点に抑え、6回を終えてレッドソックスが4-1でリード。しかし、7回に3番手のデルカーメンが打たれ、後続の中継ぎ陣もピリッとせずにこの回6失点。逆転を許したことで松坂の勝ち星は消えた。
 レイズの岩村明徳内野手は「1番・二塁」で先発出場。松坂に対した1回の第1打席は二ゴロ、2回の第2打席は中飛、5回の第3打席は左飛だったが、投手が代わった7回の第4打席では一塁への適時内野安打を放った。第5打席は空振り三振で5打数1安打1打点。
 試合はレッドソックスが8、9回と1点ずつを返すも及ばず。首位レイズがレッドソックス戦3連勝のスイープで、ゲーム差を3・5と広げた。

 ≪強い!レイズ3連勝≫岩村の執念の適時打がレイズの逆転劇を呼び込んだ。1―4の7回無死二塁。フルカウントまで粘る間に走者が三進。最後は低めの変化球に食らい付き、一、二塁間に。必死に一塁を駆け抜け内野安打とし、三塁走者を迎え入れた。さらにレイズは無死満塁と好機を広げ、押し出し四球で岩村が生還し1点差。続くロンゴリアの2点二塁打で逆転した。この回6点で一気に試合をひっくり返し、首位攻防戦3連勝と強さをみせた。(共同)

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2008年7月3日のニュース